これで随分楽に!起立性調節障害の人が朝起きる方法

午前中に酷い症状が起こるため、朝起きられないという特徴をもつ起立性調節障害ですが
患者さんに何も手立てがないというわけではありません
ここでは、起立性調節障害の人が朝起きる方法を解説しています
( -`ω-)b

 

この記事を読んでも劇的に朝起きられるようになるというわけではありませんが
起立性調節障害の方の朝の辛さが、少しでも軽減できるようにと考えてこの記事を書きました
少しでもアナタのお役に立てれば幸いです

 

起立性調節障害の特徴を知ろう

朝起きられない子供の割合

起立性調節障害は自律神経の病気で
頭痛・立ちくらみ・だるさ・吐き気・朝起きれないといった症状を引き起こします

夜にかけて症状が軽くなっていくという特徴があるのですが
朝~午前中にかけては具合が悪い状態が続き
症状が中等以上になると、朝起きられなくなるので
毎日学校に行くことも難しくなります

起立性調節障害チェックリスト
(上記の項目のうち3つ以上当てはまったら起立性調節障害の疑いあり!)

 

起きたとき~午前中に具合が悪い状態が続くのは
起きた時に体を活発にさせる交感神経が働かないためです

 

働かないというか、睡眠中に働く副交感神経から
起きたあとに働く交感神経への切り替えが遅いという感じです
午後になると交感神経がようやっと働いてくるので
起立性調節障害の症状は午後以降(交感神経に切り替わった頃)から感じなくなっていきます

つまり、起立性調節障害の人が朝起きたいなら
副交感神経優位の状態から交感神経優位の状態へ
できるだけ早く、スムーズに移行させる方法を考えること
だと思います

これから、起立性調節障害の人でも
朝起きられる可能性が高まる方法をご紹介しますが
どの起き方も、それほど際立った効果があるというわけではありません病院のお薬を飲んでも朝起きられないのに
私のような一般人が紹介する朝起きる方法を試しても
特効薬みたいな効果が起こるわけではないということをご理解ください
(;´д`)

朝起きられなくて困っている起立性調節障害の方やその親御さんは
「ふーん、こんな方法もあるんだ~。自分も試してみよう」
といった軽い気持ちで読まれることをおすすめします
朝が楽になることが見込めるものを紹介しているつもりですが
誰でも絶対に起きられるというわけではないので
過度な期待はしないでね
(>_<)

起立性調節障害の方の意見を聞こう

キリツテイン口コミ

 

それでは続いて、起立性調節障害の方が朝を起きるために
実際にどのようなことをしているのか?
起立性調節障害の方の体験談を見てみましょう

親の理解が得られた

女子学生
女子学生
起立性調節障害になって不登校になりました
朝起きられない日が続いていたのですが
お母さんが仕事を辞めて
私と一緒にいてくれるようになって
お母さんとおしゃべりしたり、夕方~夜に
外に出かけるようになってから
朝の辛さがだいぶマシになったと思います

 

上の体験談は、起立性調節障害になってしまった中学生の子(女子)です
この方は日中お母さんと接することで、メンタル面の不安感やストレスが軽減されたことかと思います
自律神経はストレス・緊張・不安など精神的な疲労のせいでバランが崩れやすいものですので
身近な家族や周りの友達に悩みを聞いてもらったり、一緒に遊んだりして気分転換をすることは
起立性調節障害の治療にも良い影響を及ぼすはずです

マッサージにホットタオルにゼリードリンク

ママ
ママ
娘が小6の春に起立性調節障害と診断されました
なんとか朝の辛さをなくしてあげるため、私が行ったことは
①起きる時間になったら足をマッサージする(血行を良くする)
②首元を温める(ホットタオルを使いました)
③ゼリードリンクを寝転んだまま飲ませてエネルギー補給
他にも色々ためしてみたので何が1番効果があったのかはわかりませんが
娘が中学にあがってからは、症状がほとんど回復しました

 

起立性調節障害は病院でもらうお薬を飲んでいるだけではなかなか治りません
上で紹介したお母さんのように、起立性調節障害の辛い症状を緩和させ
できるだけ体を動かすモードにするようなことを色々試しながら
規則正しい生活・食生活に気をつけるといったように
薬物療法・非薬物療法を組み合わせた総合的な治療方法がおすすめです

お医者さんは何をおすすめしてるの?

お医者さん

 

それでは続いて、病院のお医者さんが
起立性調節障害の患者さんが朝起きられるようおすすめしている方法をご紹介します

 

日中は寝転がらない
自律神経系は、人間が活動をしやすいように、様々な体の状態を調節しています。起床後もゴロゴロしていると、自律神経系がそのゴロゴロした姿勢にあうように体を調節します。すると、さらに起立しづらくなるという悪循環を生むので、日中は体を横にしないようにしましょう。立ち上がることはできなくても、座ったり、どうしても寝たい時は上半身をあげるようにするなどして頭の位置を心臓よりも高くし、高い位置に血液を送るための調節を自律神経が忘れないようにすることが大切です。
ストレスコントロールをする(周囲の協力が重要です)
起立性調節障害は自律神経系の病気で、自律神経系は心の影響を受けやすいので、ストレスは症状悪化の大きな要因になります。症状がひどく学校に行けないことを子どもたちは非常につらく感じています。その苦痛を理解し、頑張っていることを評価することがとても重要です。「午後からなら登校できる、行事や部活動なら行ける、遊びになら行ける」などは体調が万全でないときの起立性調節障害の子どもには良くあることです。心の負担なくこれらができるように、症状があっても充実した生活ができるように、周囲で協力して見守りましょう。

参考にした病院のサイト
https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/od/

次に紹介する方法は、「やさしくわかる子どもの起立性調節障害」という本に書かれてあった
起立性調節障害の人の病気を改善する日常生活のコツです(執筆者はお医者さん)
病気の人が、朝起きるのに役に立つと思います

子供ができること

①一つ一つの動作をゆっくりにして起きる
(頭を起こす⇒布団の上で座ってみる⇒椅子などに腰掛ける(ベッドなら足を下ろす)⇒少し立ってみる)
②起きてから移動するときは、ゆるやかに移動する
(急に動かない、ゆっくりのっそり動く)

親御さんができること

①子供が目覚めなくてもカーテンを開けて太陽の光を入れる
②起床の声かけを行う、一度で目覚めなければ10~20分時間を置いて何度か声をかける
(体を強く揺すったり乱暴に布団を剥がして起こさないように)

※無理やり起こして起き上がらせるのはNGです、ますます体調が悪化してしまいます

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ちなみに、起立性調節障害を専門にしているのは「小児科」です
病院の先生のアドバイスももらいつつ、自分でも日常生活を色々工夫して
起立性調節障害の改善に向けた取り組みを行っていきましょう
毎朝ちゃんと起きるための方法

起立性調節障害って何科を受診すればいいのかしっていますか? 小児科が専門医との話ですが、私のブログでは 小児科を受診しながら、並行して治療に通う もう一つおすすめする内科があると考えています (`・ω・´)   (中学生や高校生に[…]

私が考える朝起きる方法

朝が起きられる

 

他の人とかぶっていることもありますが
今度は、私が考える起立性調節障害の人でも
朝起きられる(可能性が高まる)方法をご紹介しておきます

 

  • カーテンは絶対に開ける
  • (人間の体は太陽の光を浴びると交感神経が働くようになっている。
    太陽を浴びる時間が早ければ早いほど夜に眠気を感じる時間も早まる)

  • 布団の中で身体を動かせるだけ動かす
  • (目が覚めたら布団の中で手を握ったり開いたり、足の指を曲げたり伸ばしたり
    手足をバタバタさせたり体をゴロゴロ動かしてみる。自分で体をさするのもOK
    可能ならストレッチをするのが良い)

  • 辛くても起きたらなにか口に入れる
  • (朝に吐き気がする人もいるけど、食べられるなら食べたほうが良い)

  • 辛くても午前中は起きている。昼寝しない
  • (二度寝や昼寝をしない。日中寝ると夜の寝付きが悪くなるので
    横になっても良いが寝ないようにしよう)

  • 動けるようになったら外に出る
  • (家にこもるのは精神衛生上よくない、うつ病と併発しやすい病気なので
    できるだけ外に出て気分転換をする。中学生はフリースクールに行って勉強する)

  • 鍼灸・マッサージ
  • (体をほぐし血行が良くなる。冷えも改善する。
    アキュライフやピップエレキバンを全身にぺたぺた貼るのも血行改善に良いが鍼灸院に通えばリラックスの場となる)

  • アロマテラピー
  • (女性におすすめ、ストレス解消しながら自律神経の乱れを正す)

  • 甘いものは避ける
  • (砂糖がたっぷり入ったお菓子は起立性調節障害の症状を悪化させるとのこと)

食事に気をつけることも起立性調節障害の治療に有効です
自律神経の乱れに効く成分は「ビタミン」「カルシウム」
それプラス、起立性調節障害の方は水分塩分を多めに摂取することが望ましいです

※起立性調節障害の人は、1日に1.5~2リットルの水と
塩分を10~12g程度摂取することが推奨されてる

・ビタミンCを多く含む果物
みかん、いちご、バナナ・ビタミンAを多く含む食べ物
緑黄色野菜、レバー

・ビタミンEを多く含む食べ物
ナッツ類(アーモンド)、うなぎ、たらこ、アボカド

・カルシウムを多く含む食べ物、飲み物
牛乳、豆腐、チーズ

思春期の子供は栄養素が不足しがちな時期です
日頃の食生活だけでは補えないことも多々あるので
そういうときはサプリメントを使うことも視野に入れましょう



起立性調節障害に効くサプリの情報

キリツテインというサプリが、起立性調節障害の人に人気があるようで
このブログからもたくさんの方が購入されています

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(キリツテインの商品画像)

キリツテインにはL-テアニンとヘム鉄など
朝起きるのを楽にさせる成分が多数配合してあり
スッキリ爽快な朝を迎えるために使うサプリメントです

使用者の評判も上々で、サプリといっても効果はそれなりにあるようです
ちなみに起立性調節障害の人はキリツテインを
お守りがわりに使っています


キリツテインについての詳しい情報は
このキリツテインの記事を参考にしてください
キリツテインの販売店情報はこちらも購入の際の参考にしてください