起立性調節障害は大人でもなる病気なんです・・・
朝起きれないと満足に仕事に行くことができません
この記事で大人の起立性調節障害について勉強しましょう
(>_<)
多くの場合、子供の時に起立性調節障害だったのが
大人になってもそのまま症状が治らなかったり
症状が非常に軽度で本人が気づいてなかった、あるいは
大人になるにつれ症状が軽度に回復してきたのに
心のストレス・体の疲労によって再発してしまったりします
そもそも起立性調節障害って?
起立性調節障害(OD)ってどんな病気なのかご存知ですか?
起立性調節障害は、起立時に血圧や脈拍に異常を生じ
主に午前中に、立ちくらみ・めまい・頭痛・吐き気といった体調不良が見られる
自律神経の病気です
(重度の人は失神することもあります)
基本的に、中学生~高校生の思春期の子供に多い子供に多い病気で
統計データによると、中学生の10%程度がこの病気にかかっている可能性があるとのことです
参考:日本小児心身医学会のページ
午後~夜にかけて体調不良は軽減していくので
「朝だけ調子悪くて夜は元気に遊んでいる」と
本人のやる気の問題・気持ちの問題と片付けてしまう親が多いのですが
本人にしかわからない辛さがありますので、病気の改善には周りの理解(病気への理解)が必要です
また、「自律神経の病気ってそんなにやっかいなの?」
「朝起きられないだけなんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが
実際は、重度になると普通の学校生活・日常生活を過ごすことが困難になる病気です
倒れたしまった生徒は、おそらく起立性調節障害にかかっていた子だと思われます健康な人だと、交感神経と副交感神経(合わせて自律神経)の働きのおかげで
立ったときに下半身の血管を強く収縮し、下半身に血液が滞留するのを防ぎ
脳への血流を保持しています
しかし、起立性調節障害はこのような自律神経の働きがうまく作動しないので
起立したとき(立ったとき)に下半身の血管をうまく収縮することができず
脳への血流が不足してしまい、めまいや立ちくらみ、ひどいと失神してしまうのです
どうですか?起立性調節障害は普通に立つだけでも失神する危険があると聞くと
ただ単に朝起きられない病気だという間違った認識が改まったのではないでしょうか?
大人も起立性調節障害になる
起立性調節障害は思春期の子供に多い病気で
年齢を重ねるとともに症状が治まっていく傾向があるのですが
大人でもストレスのせいで起立性調節障害にかかる危険性がありますし
子供の時に発症した起立性調節障害が、成人を迎えても治らない、
あるいは大人になってからまた再発してしまったというケースもあるようです
((((;゜Д゜)))
仕事をしている人が起立性調節障害になってしまうと
遅刻が多くなり、午前中は満足に仕事がでないので
今までどおり会社に通って仕事をこなすことは難しくなると思いますが
諦めずに治療を続けることで、前のようにバリバリ働くことは可能なので
将来のことを悲観したり不安がることはしないで
少しずつ改善へ向けた取り組みを行いましょう
(もちろん、周りの理解も大事!家族の方は絶対に責めないでくださいね)
①病院の診断書を会社に見せて一時的に休職する
②できるだけ早期に治療を始める(起立性調節障害の専門医は小児科です)
③不安やイライラは病気の改善を遅らせ、悪化させるため
休職している間でも気分転換をしよう(精神科に通うこともおすすめです)
④周りの人はプレッシャーを与えないように、症状が悪化する恐れがあります
⑤症状に合わせて日常生活を工夫すること
※大人の起立性調節障害は、子供に比べると
治りが早く症状も比較的軽度な場合が多いので
人生に絶望してしまう必要はありません
再発するおそれはありますが、少なくともうつ病や統合失調症の治りにくさに比べると全然マシです
しかし、会社を休んでいると精神的に参ってしまい
うつ病など精神に不調をきたす恐れがあるので
可能なら、起立性調節障害の治療と並行して精神科の治療も受けるようにしてください
起立性調節障害って何科を受診すればいいのかしっていますか? 小児科が専門医との話ですが、私のブログでは 小児科を受診しながら、並行して治療に通う もう一つおすすめする内科があると考えています (`・ω・´) (中学生や高校生に[…]
成人以降に起立性調節障害になってしまった方の体験談
(現在休職中です)午前中のとてつもない具合の悪さの原因がわかったのは良いけれど
これからどうすればいいのやら・・・
いつまでも仕事を休んでいられないから、焦っています医者からは焦りは禁物とか気分転換をすることを勧められていますが
この先どうなるのかな・・・不安でいっぱいです
起立性調節障害という病気は思春期の子供に多い(不登校の子に多い)病気なのですが この起立性調節障害は大人でもなるので大変です 自律神経の不調が原因で、朝起きにくくなってしまうこの病気にかかったら 毎朝仕事に行くことが非常に難しくなります ま[…]
治ったと思っても再発に注意しよう
起立性調節障害は大人になるにつれて症状が軽くなっていきます
(思春期の頃に酷い症状がでるのはその時期は生理などで自律神経が乱れやすい時期だからです)
しかし、起立性調節障害の症状は完璧に治ることはなく
軽い症状は成人しても続きますし
生活に支障がないレベルまで改善したとしても
心身のストレスや疲労で再発する危険性があります
ストレスは万病のもと!
アナタも気をつけましょう!
(`・ω・´)
大人になってから起立性調節障害が再発した方の体験談
最近また、中学生の頃のように午前中、謎の体調不良に悩まされています
調べたところ、起立性調節障害は大人になるにつれて治っていくけど
大人になってからも再発することがあるんだとか・・幸い今は旦那がいますし子供もいないので
生活面では不安はないのですが
朝から元気に動ける人が羨ましく思います
健康って大事だよ!
起立性調節障害の診断テスト(子供・大人兼用)
起立性調節障害の診断基準は大人でも子供でも同じですが
病気を疑うケースはただ単に「朝が起きられない」というだけでなく
他に、「立ち上がった時にめまいがする」や
「頭痛」「腹痛」などの症状を複合的に併発しているときです
(朝起きられない症状だけだと、他の病気(精神の病気)の可能性もあります)
上の画像で起立性調節障害を診断してください。
チェックリストの項目のうち、3つ以上の項目が自身に起こっているなら
起立性調節障害の疑いがありますので、小児科か内科(循環器・神経内科)を受診しましょう
より詳しい起立性調節障害の診断は、以下の情報をご覧になってください
起立性調節障害(OD)の診断は、次に掲げるODの11症状のうち3つ以上当てはまり
かつ、ODのサブタイプのいずれかに合致することとなっています。
・OD症状1.立ちくらみやめまい
2.起立時の気分不良や失神
3.入浴時や嫌なことで気分不良
4.動悸や息切れ
5.朝なかなか起きられず午前中調子が悪い
6.顔色が青白い
7.食欲不振
8.腹痛
9.倦怠感
10.頭痛
11.乗り物酔い・ODのサブタイプ
(以下の項目は病院で診断されるものです)1.起立直後性低血圧
2.体位性頻脈症候群
3.血管迷走性神経性失神
4.遷延性起立性低血圧
5.脳血流低下型(起立性循環不全型)
5.高反応型
引用ページ
起立性調節障害の治療ができる病院
最後に、病気の治療ができる病院のことをご紹介しておきます
起立性調節障害ってあまり聞き馴染みがない病気ですので
どの病院(何科)に行けば良いか想像できないという方、結構おられます(笑)
結論から言うと、起立性調節障害の専門科は小児科なので
病気の疑いがある人は、大人でも小児科へGO!
・・・と言いたいところですが、お医者さんでもない一般人が
自分の症状を起立性調節障害だと判断することは難しいかもしれませんね
なので、初めは悩んでいる症状別の専門科に行ってお医者さんに相談してみてください
頭痛に困っているなら神経内科、腹痛に困っているなら消化器内科・・と
別に、小児科以外でも起立性調節障害の診断は可能なわけなので
小児科に行くのが恥ずかしい人は、他の内科で見てもらえば良いと思います
(*´∀`)♪
もし小児科以外の科を受診して「患部に異常なし」と診断されたら
最終的に小児科に行くようにすれば良いのではないでしょうか
起立性調節障害に効くサプリの情報
キリツテインというサプリが、起立性調節障害の人に人気があるようで
このブログからもたくさんの方が購入されています
(キリツテインの商品画像)
キリツテインにはL-テアニンとヘム鉄など
朝起きるのを楽にさせる成分が多数配合してあり
スッキリ爽快な朝を迎えるために使うサプリメントです
使用者の評判も上々で、サプリといっても効果はそれなりにあるようです
ちなみに起立性調節障害の人はキリツテインを
お守りがわりに使っています
キリツテインについての詳しい情報は
このキリツテインの記事を参考にしてください
キリツテインの販売店情報はこちらも購入の際の参考にしてください